こないだ日テレでやっていた「グサッとアカデミア[字]~林修VSゴミ屋敷美女&東大なのに負け組美女~」という番組で、林先生が非常に興味深い内容を講義してらっしゃました。
特にためになったのが、仕事をしていく上で幸せを感じるための方程式というところです。
仕事に対する悩み、これからに対する不安などを解消するために役立ちそうだったため記事にしてみます。
Contents
【幸せの方程式】◯◯を探せば人は幸せになれる
きっと就職活動機などに自己分析なんていうものをやったことがある人、結構多いと思います。
しかし、何を持って自己分析すればいいのか悩んだ経験ある人がほとんどなんじゃないでしょうか。
すべての仕事は4つに分けられる

仕事というのも星の数ほどありますが、シンプルにこの四つに大別できてしまうということで。
- できる、しかもやりたいこと
- できる、けどやりたくないこと
- できない、しかしやりたいこと
- できない、しかもやりたくないこと
今自分が属しているのはどこでしょうか。
番組中で印象的だったのは「東大卒のアクセサリーデザイナー」の方。
このかた、前職の保険会社勤務時は仕事に対して「やりたくないけど、ややできる」という認識をお持ちだったそうです。
ただ、現在のアクセサリーデザインの業界では、もっと技術力の高い人も多く、「やりたいけでできない」状態になってしまっているそうで。
塾の講師は「やりたくないけど、できてしまう」
林先生曰く、「教えるのがうまいからできてしまう」ということをおっしゃっていました。
本当にこの人の講義番組はわかりやすく、のめり込まされると毎回思います。
ただ、塾講師という仕事に対してはやりたくなかったそうです。
確か、林先生は起業したりして一度大きな挫折を経験していたかと思うのですが、この時は「やりたいけど、できない」という状況にあったそうです。
やりたくないことをやるのは不幸せじゃないのか
当然、こんな質問も飛び出していました。
しかし、林先生は「そんなことはない、証明できる」とし、以下の論理を展開していました。
できることを探すと幸せになれる
自分のできることを探すと、おのずと
1. できる、しかもやりたいこと
2. できる、けどやりたくないこと
に属することになります。
1であれば言うことないのですが、2であっても幸せを感じられる欲求を満たすことが可能だそうです。
マズローの欲求5段階説

マズローというアメリカの心理学者は、人間には5段階の欲求があるとしています。
できることやれば自己尊厳の欲求を満たすことができる
上記のプラミッドからも分かる通り、自己尊厳の欲求というのは高次の欲求です。
人ができないけれども、自分にはできる。結果頼られたり、評価をされたりする。尊厳を満たすことができるのです。
できることを過小評価しない
一連の話の中に興味深い一言がありました。
人は自分の何気なくできてしまうことを過小評価してしまう傾向にある。
さらに、できないことに対する努力を評価する傾向についても指摘しています。
結果が出ちゃうので喜びにつながる
過小評価をしてしまいがちな、「何気なくできること」は「結果が出ちゃう」、そして人にありがとうと言ってもらえることが多くあるということです。
まとめ
やりたくないけど、人より何となくできてしまうことってありませんか?
ただ、そのことについて本人は自覚をしていないケースがほとんどなのだと思います。
むしろ、できないけれどもやりたい事を実現するため、今できることに目をつむっている人が多いのではないでしょうか。
できる事を探すことが幸せにつながる
非常にシンプルながら、その通りなのかもしれません。
自分のできること、人に頼られるような技術や知識、そういったものを発揮出来る仕事はたとえやりたくない仕事であっても「楽」です。
もう一度、自身の持っている「できること」と「仕事」に対する意識を考え直してみるのもいいかもしれませんね。
コメントを残す