最近インスタグラム流行っているおかげか、結構豊島(テシマ)の写真を見ることが増えてきました。
そんなインスタグラムヘビーユーザーか、アートが好きな人なら知っているでしょうが、まだまだ知らない人も多そうな瀬戸内海の豊島に行ってきたので記事にします。
Contents
瀬戸内海の小豆島/豊島へ旅行に行ってきたよ
瀬戸内海の群島は本当に綺麗です。
瀬戸内海に行ったことも過去に何度かあり、小豆島/豊島両島もこれで2回目の旅行です。
それくらい小豆島/豊島は魅力が多く、行ったことがない人は是非一度行って見ることをオススメします。
ちなみに小豆島と豊島は香川県。うどんの美味しい香川県です。

飛行機からの画像です。
飛行機ってただ乗るだけでも楽しい。この上空からの景色はワクワクしますね。


香川県の高松空港へ到着です。
「ようこそアートの聖地へ」とありますが、香川県の要する瀬戸内海にある「直島」「豊島」はアートでも有名なんですよね。そのことなのかなと。
高松空港ではいつもバスに乗るために結構急ぎ足です。
なのでこれと言った写真なども撮ってません。


高松空港から高松駅を目指します。

バスに乗って30分くらいだったでしょうか。
高松空港から高松駅へはどこにでもある郊外の町並みと言ったところでした。

あっという間に高松駅に到着です。
高松駅にはSHIKOKU SMILE STATIONというタイトルとゆるキャラ崩れのような顔が書かれた駅ビルがあります。

人も結構いて、このあたりのエリアの繁華街というような感じ。
JR高松駅利用者とフェリーの利用者も多くいそうな感じです。



高松駅から少し北側、マップ上の高松築港のすぐ北側にフェリー乗り場があります。
すぐ近くにチケット売り場があります。
まずはここから小豆島を目指します。
高松港から小豆島へ

途中フェリー内から見える女木島は鬼ヶ島なんていう名前でも呼ばれているらしいですが、ちょうど岡山からも近いですし、ここが桃太郎の鬼ヶ島なんでしょうか。

これが多分女木島(鬼ヶ島)



小豆島に近づくとオリーブラインというフェリーも見えました。



この緑色のキャラクターはオリーブシマちゃん。
小豆島はオリーブで有名な島なので、小豆島のイメージキャラクターなのでしょう。
結構いいデザインしていると思いました。

小豆島の土庄港へ到着です。

二十四の瞳という映画をご存知でしょうか。
私は見たことないのですが、タイトルだけ知っているという感じです。
どうやら二十四の瞳の撮影地があるようで、港前の広場にはブロンズ像がありました。

ブロンズ像のすぐそばには「ひとみ荘」があります。
興味はありましたが、今回は宿泊をしません。

タクシーもいい感じです。
「キラリ光る 小豆島」いいキャッチですね。


香川と言ったらうどん。コシのあるうどんで美味しかったです。

あとオリーブ色のソーメンです。写真ではあまり緑感がないのですが、綺麗なオリーブ色をしていました。


港すぐ隣にこの施設があるのですが、昼食をとったのもこの施設内。
他に近くに食事ができるところがあるのかは、探してみたわけではないのでわかりませんが、手軽に済ませたいのならば近場ですし、いいかもしれません。

思ったよりも結構いい賃料していました。
昼食をとってしばらく時間を潰したら、豊島行きのフェリーに乗り込みます。

これは脇に停留していたフェリーです。
高松港と小豆島の往復フェリーですね。

奥のフェリーが小豆島から豊島へ行くフェリー。
高松港から直通のフェリーもあるようですが、本数が少なく今回は小豆島を経由して豊島を目指しました。

あまり利用者もいないようで、上の展望デッキは人がいませんでした。






小豆島も緑に囲まれて静かないいところです。

出港です。
小豆島から豊島へ
フェリーから見る景色は本当に綺麗です。
瀬戸内海は外海に比べて穏やかで、群島が本当に絵になる。素敵な海です。






フェリーが出てしばらくすると当然ながらどこを見ても瀬戸内海。
小さな島々に鬱蒼とした緑が生い茂っていて素晴らしい。
運よく晴れていて空の青さと木々の緑がとても綺麗でした。

フェリー内はこんな感じでガラガラ。


今時珍しいですが、中央部には喫煙できるスペースがありました。

豊島が近づいてきました。ワクワクします。

頑張れヤマトさん。
本当に頭が下がるというか、宅急便は海を渡って届けにきてくれてありがたいですね。これで一戸一戸回ってくれるんだろうなと考えると、昨今のアマゾン利用者急増によるヤマトさん疲弊のニュースが考えさせられます。


唐櫃港に到着です。
豊島にはこの唐櫃港(からとこう)と島の反対側にある家浦港という二つの港があります。
家浦港はマップ上では西側にあります。
唐櫃港に着いたらまずすることはフェリーの時刻表を確認すること。
そしてもう一つ大切なことがあります。後述します。







こんな魅力的な路地もあります。
もちろん港から望む瀬戸内海も綺麗。
この港に降り立つと本当にワクワクします。

唐櫃港すぐ目の前にある「からと港 レンタサイクル案内所」
ここまず来ることをオススメします。
電動自転車を貸してくれるのですが、意外とアップダウンの多い豊島を観光するのに便利です。
あと、電動自転車台数に限りがあるので出遅れると電動じゃない普通の自転車を借りることになってしまいます。
今回はなんと電動じゃないやつしかなかったのでそれを借りました。これは本当に残念。
でも、他の観光にきた人が豊島を楽しんでくれてるのならそれもいいかなと。
ところで豊島へ再びきてしまった目的を紹介します。
- 坂から瀬戸内海を見たい
- 廣田商店へ行きたい
- 王子ケ浜海水浴場へ行きたい
上記三つです。
豊島美術館すぐそばの坂
これ豊島へ行くときに必ず行って欲しい場所です。
写真撮りつつ行ったのでご覧ください。



水浴びをしている家族。


家浦港の方向を向いて左。
方角でいうと西に向かって走り出します。
道路を走るのですが、両脇はこんな感じで緑が鬱蒼と茂っています。
しばらく登坂が続くのですが、これが結構きつい。
今回の人力自転車だと本当に熱中症になりそう。


多分ここまで車で来る人もそう多くなく、地元の人くらいしか車で往来しないため、あまり車通りは多くない感じです。

ここでレンタサイクルで借りた自転車を紹介。
これが電動自転車。本当に有能。登坂も全く苦じゃないです。普通に欲しいくらい。

これが普通の人力自転車。本当にきつい。
登坂は全然進まない。結構坂が急だし長い。途中降りて押しながら歩いたりしました。

豊島は棚田なんかも有名で、とても趣があります。
唐櫃港からほど近くに「豊島美術館」があるのですが、ここが結構有名。
アート好きな人がたくさんきていました。
しかしながら、今回の目的はここではなくてこの近くの坂。
インスタグラムなんかでももしかしたら目にしたことあるのではないでしょうか。
今回の豊島へきた目的の一つ。坂です。

坂を登ってきて進行方向を向いて撮った写真です。
ちょうど左手には豊島美術館があります。
ここを振り向くと息を飲む景色を見ることができます。





なかなか写真で全てを伝えきれない感じがしてもどかしいですが、ここからの眺めは一目見る価値あり。
このために豊島に行ってもいいくらいだと思っています。
これを見たいがために再び豊島へきてしまいました。
県道255号線、〒761-4662 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃
Google mapで上記住所検索してみてください。


坂を横から見るとこんな感じ。
一面に広がる瀬戸内海と広がる青空。そして棚田。最高です。



坂を脇に逸れると棚田散歩道のような路地を歩くことができます。
自転車での侵入は不可ですのでご注意ください。
このくらいのタイミングで実は自転車で登坂ダッシュしたためと、気温のせいで若干熱中症なりかけみたいになっていたのですが、皆さん気をつけてください。
あと写真を撮り忘れたのですが、坂の上にアクエリアスとかコカコーラの登りが見えるんですよね。
ここまで来るまでは自販機なんかは見当たらなかったのですが、上に行くとお店があるのかと思い向かいました。


コカコーラの登りに向かって歩いて行くと、建物発見!
ですが、閉店しているんですよねー。とても残念。あまり利用者がいないのでしょうか、季節で開けたり閉めたりなんでしょうか。
ここからの眺めは絶景だったでしょう。残念です。


先ほどの閉店したお店を背にして瀬戸内海を撮影しました。
ここからの景色も非常に良いですね。
次は島内に数ある商店ですが、その中でも特別な廣田商店を目指します。
廣田商店を目指す
なんのことだかわからないと思いますが、廣田商店は島内に数ある商店の中のただの一つの個人商店です。
どうしてそんなところを目指すのかというと、前回の旅行でとてもいい出会いがあったからなんですが、ほとんどの人にとっては関心のないことかと思います。でも書きます。
廣田商店は先ほどの豊島美術館の坂から道なりに進んで行くとある住宅地内にあります。
住宅地内というか集落というかひっそりとしていて古い家が立ち並んでいる素敵な場所です。
廣田商店はこの場所の一番高い場所(多分)にあります。


本来なら観光目的で入って行くようなところではないのかもしれませんが、緑と古い建物のコントラストがとても素敵でお邪魔しました。
こんな朽ちた感じの建物も非常に絵になります。


2016年からということなので、ちょうど昨年からやっているようですが、宿泊所もあるようです。

廣田商店すぐ横にはこんな案内があります。
豊島も色々な歴史があって今に至るということですね。
廣田商店自体の外観をブログにアップするかどうか迷ったのですが、個人商店なんでやめときました。
どうして廣田商店に来たかったのかというと、ここのご主人が素敵な人で、数年前に豊島に来たとき同様にこの住宅街を自転車でフラフラしていたところを話しかけられました。
豊島の歴史だとか自作の詩をもらったり、本当にいい体験をさせてもらったためもう一度お会いしたかったんですね。
ですけど、今回の旅行ではお会いすることはできませんでした。
商店のおばちゃんにお話を伺ったところ、体調不良ということ。
でも、今回の私みたいに「おっちゃんいますか」と訪ねて来る人も多いようです。さすがの人柄と言ったところでしょうか。
あと、おばちゃんから聞いたところ非常に興味深いというか残念というか、やはり廣田のおっちゃん古いこととか豊島の歴史が好きな人らしく、他に島内にそう言った人がいない、と。
で、そう言ったこと調べて人に話をすることができなくなってしまう、と。こんなことを仰っていました。
残念。今度豊島について調べてみようかな。
なんとも寂しくなった出来事でした。おっちゃん元気になるといいな。




廣田商店ではシャーベットと飲み物を買って店前のベンチで休憩していたのですが、目の前の民家の鬼瓦がそれぞれ凝っていて非常に面白い。
こういうところにも豊島の歴史が見え隠れしていますね。
本当にニッチな話題だと思う廣田商店についてですが、誰か言ったことある人、おっちゃんと話をしたことがある人、そんな人がいたらコメント残してくれると嬉しいです。
王子ケ浜海水浴場を目指す
豊島でどうしても行きたかった海岸。それが王子ケ浜海岸。
なんだか目立たないひっそりとした海岸なんですが、それが秘密基地感があってオススメスポット。



来た道を戻りがてら、先ほどの坂でまた写真を撮りました。
どのタイミングで来ても人がいます。
この景色を独り占めしたい人は美術館がやっていない曜日に来ることをオススメします。
前回豊島を訪れた時は本当に偶然来たんですが、ちょうど美術館が休館のため人もおらず、この景色を心いくまで堪能しました。
王子ケ浜海水浴場ですが、場所は唐櫃港から東に行ったところ。

住宅が立ち並ぶエリアを東に東に走ると目の前に鳥居が見えて来ます。
これをさらに直進します。



少し鬱蒼とした森を抜けると海岸が現れます。
どうでしょうか、とても綺麗ですね。
人がたくさんいてワイワイしている海水浴場もいいですが、こんなに静かで綺麗で穏やかな海水浴場もいいと思いませんか。
浜としては決して大きくはないですが、それがまたいい。


海水が本当に綺麗です。透明感も高い。
一瞬ですが、魚が飛び跳ねるのが見えました。
豊島での滞在時間は4時間/また来たくなる島
今回の豊島での滞在時間は4時間程度でした。
前回はもう少し長く滞在したのですが、半日程度で島を自転車で一周しました。
なので、豊島を十分に堪能したいのならもう少し時間をとったほうがいいかもしれません。
また来たいな、そう思いながら岡山県の宇野港を目指します。

ちなみに豊島内にはこんな感じでアート的なものがたくさんあります。
こういったものを見るために豊島にいくのも楽しいかもしれません。


フェリーの数はそんなに多くはありません。
豊島へいく際にはフェリーの出港時間をあらかじめ調べていくことをオススメします。
ちなみに関係ないですが、フェリーの時刻表にはたくさん虫が挟まっていました。

またね豊島。
宇野港から岡山駅へ向かいます
豊島を後にし、宇野港へ行きますが、そのあとは岡山駅へ向かいます。
そこから出雲へいくのですが、これが結構時間かかりました。
また別の記事にしたいと思います。
宇野港周辺の写真を載せます。




宇野港からJR宇野駅まではすぐ近く。
おしゃれな駅舎です。


宇野みなと線で岡山駅へ。




駅前にはビックカメラに噴水に桃太郎のブロンズ像。
かなり人の数が多いです。
繁華街。夜も賑やかそう。お店もいっぱいあるし、ここで一泊というのも楽しそうですね。

岡山って言ったら桃太郎。鬼が出迎えてくれます。




この特急やくもに乗って出雲を目指します。
距離でいうとそんなに離れていないように感じるのですが、山を超えるからでしょうか。3時間ほどかかります。
で結構揺れる(と聞いていましたが、あまり気になりませんでした。)
瀬戸内海の豊島はオススメ/見て欲しいところ、気をつけること
豊島ってなかなか行こうかって話にならないんじゃないかと思いますが、上記のように海も空も綺麗で山の緑も映える素敵な島です。
ぜひ見て欲しいところは書いたところと、島内のアート作品と遺跡。結構あるんですよ、実は。
あと、気をつけて欲しいところは自転車借りるの必須。
フェリーはあまり本数無いから時刻を気にしてね。ってくらい。
あとは夏場に行くなら島という特性上、病院だとか大きな施設もないので熱中症とか脱水症状には特に気をつけてということでしょうか。
派手さもないし、その気になったらすぐ一周できるような小さな島。でもそこがいい。
私はまた行きたいと思いますし、人にもオススメしたい。本当にそんな島なんです。好きです豊島。
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