瀬戸内海の東側。
小豆島や直島が有名なエリアですが、その中に鬼ヶ島と呼ばれる島があります。
女木島です。
女木島、男木島と対になったこの島は高松港からフェリーで行くことができます。
きっと桃太郎もこのフェリーを使ったんだと思います。
さぁ件のフェリーです。
高松→女木→男木の案内の通り、高松から男木島まで行って帰ってくる便です。
瀬戸内海の小豆島などに行く場合は、このフェリーの隣あたりにある便に乗れば行けます。
瀬戸内海観光だとかなりヘビーユーズする港になります。
外のデッキの様子。
冬だと結構風が強く流れるので余計に寒く感じます。
ものの何十分かで女木島、いや鬼ヶ島に到着です。
このペースなら案外鬼退治も楽勝かもしれません。
ちなみに写真に写っている人だかりは鬼です。
嘘です。観光客です。
冬のなんでもない時期に行ったのですが、結構人が降りてくるので少し意外でした。
フェリーの到着した場所から斜め向かいにいました。
鬼です。偵察してます。
いきなりの鬼とのエンカウントに動揺を隠せませんでしたが、倒しました。
下にもいたので倒しました。
右手に金棒を持っていそうな構図ですが、奥に見えているのは多分何かの電波塔です。
港について周りを散策していると島猫がいました。
テトラポットの間で二匹寄り添って昼寝をしています。
カモメがたくさん。
新たの鬼でしょうか。
いやモアイ像です。
モアイ像
モアイ像とは、南米チリ領のイースター島に点在し、そこに住んでいた先住民が祭祀のため、先祖守護神として作ったなど諸説がありますが、いまだ謎に包まれている石像です。
女木島にはおにの館のすぐ北側に1体のモアイが女木島の集落を見守るように立っています。
なぜこのモアイが女木島にあるかというと、高松市内の大手クレーンメーカーの「タダノ」が、イースター島の倒れたモアイを立てらす修復プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトに行く前に研究用につくった模刻像であり、プロジェクト完了後、高松市に寄贈され、ここ女木島に設置されました。
高さ3.9m、重さ10.8トン、石材もイースター島にある本物と同じ凝灰岩でつくられています。
http://oninoyakata.strikingly.com/
港の裏側には観光案内があり、レンタサイクルもそちらで借りることができます。
傍には錆びた味のあるバスがディスプレイされています。
いざ鬼の住処へ
レンタサイクルで鬼の洞窟を目指します。
斜面を登って行くのですが、中腹からの景色です。
やはり瀬戸内海は綺麗ですね。
ひたすら斜面を登ります。
斜面の頂上にあっという間に到着です。
先ほどの偵察鬼より強そうな鬼がいます。
ご丁寧に案内図もありました。
桜の時期はとても綺麗なのでしょうね。
ここにもいました鬼です!
青鬼!
そしてピンク鬼です!
ピンク鬼はすごいスピードが速くて鬱陶しい攻撃してきそうな感じです。
その鬼たちを倒して先に進むと、洞窟入り口前には休憩所のようなところがあります。
ここでHPを回復してからラストダンジョンに望みたいところですね。
大洞窟の写真撮り忘れました
正確に言うと暗いのでうまい具合に写真が撮れず、撮影を諦めました。
ただ運がいいとチケット売り場にいる男性スタッフが中を案内してくれるようです。
私たちが行った時にはこの大洞窟にくるお客さんがいなかったのか、「案内しますよ」と言うことだったので喜んでその申し出を受け、洞窟に入りました。
まるで道中お供を見つけたような気分です。
でまぁ、そのスタッフさんがなかなか女木島のこの大洞窟愛に溢れている方でなかなか案内もテンポよくいろいろなお話をしてくれました。
ありがとうございました。
大洞窟最奥部にはボス鬼がいたのですが、今まで見た鬼の中でも最大クラス。
結構良かったです。
海賊の住処だったと言う話で締めくくられましたが、女木島行ったのなら一度そんな昔の海賊が住んでいたと言われる遺跡に足を運んでも良いのではないかと思います。
洞窟を出てさらに奥には展望スペースがあります
洞窟も一つの見所なのですが、洞窟を出た後もぜひ見てもらいたい景色があります。
洞窟出口を出てから右のほうに進むと展望スペースがあります。
(後、洞窟出た後その出口を振り返って上の方を見てください。面白い石の造形を見ることができます)
豊島の廣田商店のおっちゃんが言っていました、瀬戸内等の群島美は素晴らしいと。
本当にその通りだと思います。
ぐるっと見渡して瀬戸内海の美しさを堪能してください。
また夏に来て見たい島。
そんな島でした女木島。
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