箱根旅行2日目です。
宿泊した「山のホテル」は岩崎小弥太の別邸を改築したものということもあって、立派な庭園があります。
時期が時期なら見事なツツジが見えることでしょうが、少しが時期を外してしまいました。
そんな庭園の様子と箱根神社について書いてみたいと思います。
すごい小さなことなんですが今回の旅行でスマホの充電器を忘れてしまったのですが「山のホテル」のスタッフの人に「忘れてしまいました」と伝えたところ、快く用意してくれました。
そんな小さなことなんですが、その時のやりとりが気持ちよかったので書いてみました。
「山のホテル」庭園とバラ園
あまり庭園のあるような宿泊施設に泊まらないので比較できないのですが、とても見事なものでした。

バーのようなラウンジのようなそんなところです。
終始自動演奏でピアノの演奏が流れていました。


幸運なことに清々しいほどの晴天。空の青さと庭園の緑がとても綺麗でした。


なにやら歴史のあるらしい日時計。


山のホテルは全居室がこんな風に芦ノ湖の方角を向いています。
なので1日目でも書きましたが居室からの眺望が非常に良いです。

庭園内には教会のようなところもありました。
多分挙式なんかもこちらでできるのでしょうね。

マリア像です。


ここは庭園内にあるバラ園。
朝食のテーブルに飾られていたバラはこちらから用意されてものらしく、朝食時に説明を受けました。
庭園が見事だという話は聞いていたのですが、バラ園があるなんていうのはその朝食時に聞いて初めて知りました。






庭師さんのような方が終始手入れをしていました。


見事なバラが何種類も咲いていました。



バラ園から望むホテルです。
広大な敷地が庭園として広がっています。

庭園に広がるのはツツジ。
ツツジといったら東京の根津神社を思い浮かべるのですが、ここのツツジ群も凄そうです。
時期が合えば相当な見応え何でしょうね。

他にも名前はわからないのですが、色々な花が咲いていました。


蜂でしょうか。ホバリングしていたので思わず撮影してしまいました。



安藤楢六氏の像です。
安藤氏は戦後に新生した小田急電鉄の初代社長だそうです。




庭園から望む芦ノ湖も綺麗でした。
箱根神社へ
「山のホテル」を後にして箱根神社へ向かいます。
距離もそう離れておらず、歩いてほど近いといったところです。
ただ車道のそばを歩くことになること、結構車通りがあることなどから、歩いて行くときには十分に注意してください。

「山のホテル」をすぐに出てところにある、ホテルのアネックス的食事処です。

ホテルから箱根神社へ向かう道はこんな感じです。
脇をすり抜けて行く車が結構多いです。気をつけてくださいね。


箱根神社正面です。
ここに立ってちょうど反対を向くと芦ノ湖が見えますが、1日目に訪れた湖畔の鳥居もそっちにあります。

これですね。
箱根神社へ向かう途中鳥居の方も見たのですが、やはり人だかりができていました。湖畔の鳥居を見るのなら夕方がオススメかもしれませんね。

こういった曰くはとても面白いですよね。
征夷大将軍坂上田村麻呂なんて中高の日本史で勉強するような有名人。そんな有名人が大昔ではあるものの今いるここにいた、なんて考えるとロマンがあると思いませんか?


源頼朝公もこの箱根神社にゆかりがあるようで、胸熱ですね。



出たー曽我兄弟!と言いたいところですが、曽我兄弟に関しては名前は聞いたことがあるもののどういった人たちなのか今ひとつわかりません。勉強不足です。

こういった史跡を巡る時ってある程度の歴史の知識があったほうが楽しく見て回ることができますよね。
だから日本史だとか好きなんです。結構。

あと何となくですが、狛犬って好きです。

神前式というんでしたっけ。
式の真っ最中のようで人だかりができていました。


苔むした狛犬。かっこいいです。




九頭龍。かっこいいですね。



今度の杉は「安産杉」と呼ばれる杉です。
由来に関しては詳しくは忘れてしまいましたが、古代山岳信仰に由来があったように思います。
妊婦さんのパワースポット的な杉でもあるらしく、もしそういった方いれば是非行ってみてください。


比較的新しい狛犬。
ちょっとデザイン的にも目がくりっとしており、唇がぼてっとしているというか、全体的に丸みがあるというかマスコット的な感じがします。

そんなところで箱根神社はおしまい。
多分こちらが表なのかなという方から出て来てしまいました。
芦ノ湖周辺を歩いて箱根の関所へ
箱根神社を出ると目の前は当然芦ノ湖。
この芦ノ湖畔を歩いて港の方へ向かいます。



芦ノ湖は水も綺麗でこんな晴れた日は最高の散歩コースです。





フェリーは相変わらず盛況の様子。

釣りをしている人も結構いました。

芦ノ湖畔で有名なパン屋さん。Bakery & Table。大盛況。

芦ノ湖をみながらコーヒーとパンなんてのもいいですね。


そんな今までの風景には似つかわしくない石仏・石塔の数々が急に現れました。
その名も「賽の河原」
いわゆるアレですよねアレ、死後の世界を隔てると言われる三途の川のあっち側かこっち側にあるやつ。
これも古い信仰の名残なのでしょうね。

元箱根港。


そしてその周辺。



ボートの停泊所って綺麗ですよね。



車道の少し脇には遊歩道のようなところがあり、緑に囲まれ隣には水辺があり、気持ちのいい散歩コースです。
箱根の関所
「箱根の山は天下の嶮」なんて歌い出しの歌を覚えているでしょうか。
多分小中学校で習うと思うのですが。
滝廉太郎の「箱根八里」ですね。
箱根の山は険しいよ、中国の函谷関という関所もものにならないくらいだよ。っていう箱根の山がいかに難所なのかを歌っている歌ですね。多分。記憶によれば。
そんな箱根の関所がこちら。


左にいるおっちゃんからチケットを購入します。
ちなみにこちらでも1日目で紹介した箱根フリーパスで割引になります。
箱根フリーパス買いましょう。



こんな感じで両脇に長屋があって、そこをまっすぐに通る感じ。


獄門です。牢屋。

猪八戒や沙悟浄が持ってそうな凶悪な感じの。
これで悪い奴を捕まえたんでしょうね。


雪隠。トイレですね。

関所の裏にはこう行った小高くなっているところがあって、ここも登ることができます。

本来は関所を破ろうとする人たちを高所から監視、発見するためのところみたいですが、芦ノ湖を一望できるスポットにもなっています。
箱根の関所に行ったのなら是非ここにも登ってみてください。


これが見張り櫓。


すっごい見張っています。


関所を無事抜けると個人商店のようなお店が立ち並んだお土産やさん通りに出ました。
銀杏細工が綺麗だったので撮影しました。
箱根旅行おしまい
箱根の関所を後にして、また港へ戻って来ました。箱根町港です。
そろそろ箱根旅行もおしまいです。
帰りはフェリーには乗らず、バスに乗って箱根湯本まで帰りました。

非常に味のある屋根と看板。

箱根登山バスで一気に箱根湯本まで。
ちなみにこの箱根町港からバスに乗ると基本的に箱根湯本までは立ちっぱなしです。
座れませんでした。
偶然、一番先頭のところに立つ感じになったので景色を見ていたらあっという間に着きましたが、30分くらい立ちっぱなしなので覚悟が必要です。



そんなこんなで、今回の箱根旅行では色々なところを巡ることができました。
スタンプラリーも8箇所中7箇所を巡ることができ、箱根湯本で無事景品と交換してもらいました。
40冊に1冊くらいの割合でキラキラしたバージョンのノートがもらえるようですが、残念ながら通常のノート。
なかなかノートを使う機会もないので大切にしまっておこうかと思います。
箱根は国内でも結構好きなスポットなのですが、今回も楽しかったです。
初夏の時期の青々とした山、光に照らされてひかる川面。この時期が一番好きかもしれません。
以上です。
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