両国にある「江戸東京博物館」に行ってきました。
今回は「大妖怪展」を開催していましたので、そちらも一緒に見学しました。
大妖怪展も非常に楽しめたのですが、江戸東京博物館は常設展示室だけでも本当に面白いところだと思いました。
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江戸東京博物館
江戸東京博物館は東京都墨田区の「両国」駅に隣接したところにあります。
両国駅は有名は両国国技館もあり、駅には歴代の有名力士の写真が大きく掲示されていたりで、観光の人も多く乗降する駅です。
ちなみにそのあたりの地名を東京都墨田区「横網」と言いますが、この「横網」をなんと読むかわかりますか?
横網
ヨコヅナ。
相撲の聖地、両国国技館があるのでそう呼んでしまいそうですね。
正しくは「ヨコアミ」と読みます。
なんとも紛らわしいというか。
漢字じっくりを見ると 横綱と横網 で全く違いますね。
江戸東京博物館 常設展示場
なんで江戸東京博物館に行ったかというと「大妖怪展」なるものをやっていたので、そちらに興味がありました。
ただ、実際にかなり時間をかけてみたのは常設展示場でした。
5階と6階部分が常設展示室になっていますが、入り口は6階です。
6階の入り口を入るとまず目に入るのが、この日本橋です。
6階は江戸ゾーンという名前が付いている通り、江戸時代の東京についての展示になっています。


日本橋から見えるのは5階部分の芝居小屋(江戸ゾーン)、そして朝野新聞社(東京ゾーン)です。
5階はフロアを半分ずつ、江戸ゾーンと東京ゾーンとに分けられています。
ちなみに芝居小屋では寄席が行われたり、津軽三味線の演奏が行われたりとイベントが開催されます。
江戸ゾーン


江戸ゾーンではその名前の通り、江戸城と町割りについての展示から町の暮らし、商業、芝居と遊里などが紹介されています。
常設展示室はフラッシュをたかなければ撮影はOKみたいでしたが、見学に夢中になってしまい、あまり枚数を撮れませんでした。
東京ゾーン


時代は移り、「東京」と呼ばれるようになってからの東京を展示しています。
文明開化から、現代の東京まで。
もちろん戦前戦中戦後、そして関東大震災など少し重い空気のところもあります。
一番面白かったのが、1980年代や1990年代の近現代について。
懐かしいような、レトロな雰囲気が非常に面白かったです。
企画展示室「発掘された日本列島」
5Fの一角には企画展示室というブロックもあり、この日は「発掘された日本列島」という展示を行っていました。
旧石器時代から近代までを時系列で展示してました。
特別展示室「大妖怪展」
この日、江戸東京博物館に行った理由、「大妖怪展」ももちろん見に行ってきました。
副題が「土偶から妖怪ウォッチまで」ということで、たくさんの妖怪画、幽霊画、そして妖怪ウォッチのキャラクター没案までが展示されていました。
この特別展示室では撮影は完全にNGだったため、画像で紹介できないのが残念です。
本当に迫力のある妖怪画と、そしてヘタウマな愛嬌のある妖怪画。
幽霊画なんかは、これ家に飾ってあったら子供泣くよねって本当にひやっとするようなものも展示されていました。
全体を通して
江戸東京博物館、非常に面白かったです。
大妖怪展ももちろん面白かったのですが、思いの外時間をかけてみてしまったのが常設展。
本当に見所が多いんです。
なんというか展示がうまいのか、すごい見入ってしまうんですよね。
午後14時くらいに行って、15時から30分津軽三味線の演奏を聞きましたが、その後16時半くらいまで常設展示を見て、時間がなくなってしまい大妖怪展を見に行ったという感じです。
それでもまだ常設展見切れていなかったです。
今度行くなら午前中から見に行ってみたい、そう思える博物館でした。
ぜひ歴史が好きな人、東京の昔の思い出に浸りたい人、お勧めできます。ぜひ行ってみてください。
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