千葉の観光名所”屏風ヶ浦”
東洋のドーバーと呼ばれる景勝地です。
何が見れるのかというと……
「崖」
です。
一見の価値があるかどうかは好みにもよるかと思いますが、夏の時期なんかは涼しげな大海を見渡せる場所でもあるので、お勧めできそうな場所でした。
実はとっても久しぶりに記事を投稿します。
この記事の前に投稿したのが、9ヶ月前。
最後の記事が「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のドラマ版を見て結構面白かったよ。なんていう記事。
今回の屏風ヶ浦にも少しだけ関係があるので、関係なさそうな前記事の話を冒頭に振っておきます。
東洋のドーバー”屏風ヶ浦”




東洋のドーバーとかいきなり言われても”ドーバー”ってなんだよって人も多いと思います。
ドーバー海峡横断部しか知らないよ!って人は間違いなく、ウリナリ見てた人。30~40才くらい。
ドーバーっていうのはイギリスの地名で、そこにある「White cliffs of Dover」っていう海食崖が有名なところなんです。
崖ですがけ。大きな崖。
そんなドーバーにあるWhite cliffs of Doverに似ている海食崖があるのが千葉県にある屏風ヶ浦。
海食崖があるってことで当然近くに海もあるので夏なんかは人が大勢来るんでしょうね。
今回行ったのは中途半端な感じもするのですが、5月。少し風の強い日でしたが暖かかったこともあり、まばらではあるものの海に向かう人もちらほらという感じでした。
屏風ヶ浦は地球マニアにはたまらないのかも
そんな海を尻目に目玉である屏風ヶ浦の方へ向かいました。


もうね、全然「うぉぉー、あったぞー」ということはなく、遠くからでも「あーあれね」ってわかるくらい横にダァーっと長い崖が確認できました。
さすが東洋のドーバー。


右に見えるのがそれ。

海の方なんか見ても結構爽快な感じ。海っていいですね。眺めるのに。

いわゆる関東ローム層って言われるやつらしく、本当に地層がくっきりわかる感じで色が違う。
堆積していったというのがとてもよくわっかる。


こんな感じで崖沿いに遊歩道が設置されていてそれを見ながら進むってわけ。
いつの時代かに人工的に掘られた謎の穴があったり、看板でここがすごいみたいな説明があるので、地球マニアにはよろしいのかと。
というか、こんなのは常識なんだと思いますが……。
地球ができてからどのくらいの時が流れて、この崖が形成されていったのか、なんて思いに馳せるのもいいですね。

遊歩道は最後は行き止まりになっていて、きたみちを引き返す感じになります。
これはちょっと残念。そのまま繋がってどこかに出られた方がよかった。
引き返すのってちょっと億劫。
銚子電鉄終点の駅舎「外川駅」
屏風ヶ浦周辺を走っているのは銚子電気鉄道な訳ですが、終点にあるのがこの外川駅。
一個前の「犬吠駅」の駅舎がだいぶ近代的なことと対照的に、非常にレトロ感溢れる駅舎なのがこの「外川駅」
愛称は「ありがとう駅」




駅外観も内装もかなり渋い。
まるで映画やドラマのワンシーンみたいと感じる人も多いでしょう。
それは当然で、ロケ地として使われることもある有名な駅なんだそうです。
大正時代の建物。

ありがとう。

ありがとう。感謝。ARIGATOU。
そんな超THANK YOU!な駅なんです。



駅のすぐ隣には昔の車両でしょうか。自由に入って見学ができるようになっています。

扇風機の形もいいですね。
というかこのミント色っていいですよね。最近の家電にもぜひ採用してほしい色味。

で、その車両の中にあったのがこちらのパネル。
外川駅のある外川町はアニメの舞台にもなったということです。
冒頭で少し書いた若干の関係があるっていうのはこのことです。
この日は車で行ってしまったので外川町を散策することはなかったのですが、結構路地が多く全体が本当に古い町並みを残しているんだろうなとは感じました。

最後に駅舎の中。
なかなかいいですよね。
そんな感じ。
もし夏に屏風ヶ浦だとか銚子付近の海にお越しの際には寄ってみてはどうでしょうか。
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