ブログを書き始めた時に、うまく文章が書けないことがありました。
具体的に言うと、「書いていてまとまりがないと感じる」「後から読むと何を言いたいのかわからない」などです。
できるだけ内容を盛り込みたいために、一つの文章に要素を詰め込みすぎていました。
読み返すと主語と述語の整合性が取れていなかったりしました。
本書はそう言った悩みの解決方法を非常にわかりやすく説明をしてくれています。
綺麗な文章を書くために
- 本書の目的は単純明快、文の構造を正確に理解し、正しく助詞を使い、正しい日本語を使って文章を書くこと。
どこか変な、違和感のある文には、文法的な欠陥、間違った言葉の使い方があるものです。
たとえば、次のような文。
『このバッターは選球眼がいいので三振とフォアボールをよく選び、打率と本塁打が多いバッターだ。』
(詳細は本書16ページ以降で)
ベテラン校閲記者が「読み手に正確に伝わる文章の書き方」を分かりやすく解説。「書くことにいまいち自信がない」という人も楽しく学べます。
私の場合、一番多く陥っていた事例が「主語が二つ以上の述語を持っていた」という点です。
物事の詳細を書きたいがために、内容を盛り込みすぎていました。
これについては第1章のレッスンlesson1で改善案が示されています。
一つの文には一つの要素で充分
本書で一番なるほどなと思ったところです。
読書感想文からブログの記事、レポートの作成に至るまで、要素を盛り込みすぎることってありませんか?
「〜だが、」「〜となっていて、」というつなぎの言葉を多用しているため、こうなってしまうそうです。
次第に何を言いたい文章なのかがわからなくなってしまいます。
まとめ
文章を書くとき、次々を書いてみたいことが湧いてくることがあります。
しかしそれを全て盛り込んでしまうと、最初から最後まで、何を言いたいのかわからない文章になりがちです。
本書はそう言った悩みを非常にわかりやすく解決できる内容になっています。
結構読み応えのあるページ数ですが、案外あっさり読めてしまいます。
文章でお悩みの方は是非一読ください。
コメントを残す