この記事を書いているのは2016年12月25日の1時ごろ。
寝ないでサンタクロースが来るのを待っている間に書いています。
多分もうそろそろサンタクロースが来る頃かと思うのですが、興味深い情報を得ましたので共有します。
みなさんのサンタクロース像はどのようなものでしょうか。
赤い服を着て白ひげをたくわえた恰幅の良いおじいさん、みたいなイメージかと思います。
残念ながら私はまだサンタクロースとお会いしたことがないので、確証は持てませんが、大体コカコーラのCMのイメージです。
ただ、結構知っている方も多いかと思いますが、世界各国でのサンタクロース像ってそれぞれ違うそうです。
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オランダのサンタクロースは悪い子を袋詰めにしてスペインに連れて行かれる
サンタクロースのイメージって日本とアメリカは大体同じ。というか日本のサンタクロース像は色々な文化とともにアメリカから輸入されたものと考えると合点がいきます。
ちなみにEU圏では赤ではなく緑色の衣装を身につけています。
また、イタリアでは黒いショールをまとった女性。
そして、ドイツのサンタクロースには黒い衣装の「ブラックサンタクロース」というものもいるようです。ちなみに普通のサンタクロースもいるようで、いい子には普通のサンタがプレゼント、悪い子にはブラックサンタクロースがお仕置き、というような分業制だそうです。
ちなみに細かいところで違うことも多いのでしょうが、調べて見た感じだと大体のサンタクロースは、悪い子には「石炭」をプレゼントするそうです。泣いちゃうよね。子供。
結構ドイツのブラックサンタクロースもインパクト大きいのですが、それに輪をかけて「えっ!ホントに!?」ってレベルなのがオランダのサンタクロース。悪い子は袋詰めにしてスペインに連れていってしまいます。
サンタクロースとブラックピーター
固有名詞
参考
- Sinterklaas, Dutch translation of Saint Nicholas.
外部リンク
Zwarte Piet on Wikipedia.
英和辞典・和英辞典のweblioで調べてみるとブラックピーターについて記載があります。
オランダ民間伝承におけるサンタクロースの仲間。コンパニオンだから仲間とか友とか連れ合いという意味かと思いますが、要はサンタクロースと一緒に行動しているのがブラックピーター。
このブラックピーターはサンタクロースの話が各国を回り回ってオランダに伝わる頃、従者として描かれるようになったようです。
まずブラックピーターが各家の子供を煙突から見て回って、良い子にはサンタクロースがプレゼントを、悪い子にはブラックピーターが石炭を、特に悪い子はスペインへ連れて行ってしまうのだそうです。
ちょっと怖い。
「キミの心の”ブラック・ピーター”」
実はこのブラックピーターについては人種差別と密接に関わりの問題だそうです。
というのもブラックピーターで画像検索なんかしてみるとでて来る画像が、ステレオタイプの昔の黒人像。
ブラックピーターが昔からの悪意のないクリマスマスの行事・慣習としてなのか、植民地時代の人種差別の名残としてなのか非常にデリケートな問題だそうです。
いい子にはプレゼントを、悪い子には石炭を
個人的にはスペインにも行ってみたいと思うのですが、できれば普通に行きたいです。
プレゼントも石炭ももらえませんでしたので、特に良くも悪くもない一年だったのだと思っています。
来年こそはサンタクロースにプレゼントをもらえるようにしたい。そう思いながら一年を過ごしたいと思います。
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