映画【スタンド・バイ・ミー】主題歌Stand By Me 歌詞をどう訳す?絶対見て欲しいオススメ映画

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一番好きな映画は何?って聞かれたら、迷うことなくこの映画を答えると思います。スティーブン・キングの原作を映像化した本作品ですが、間違いなくオススメの映画です。誰しもが経験したことのあるような、子供から大人に一歩近づく時のような感覚を思い出させてくれる映画だと思います。

Ben E. King の歌う主題歌「Stand by me」

ボン…ボン…ボボボン、って特徴的な歌い出しから始まる主題歌。一度はこの初めの部分だけ真似した方も多いのではないでしょうか。

when the night has come and the land is dark
夜が来て大地は真っ暗になった
and the moon is the only light we’ll see
そして月明かりだけになっても

no i won’t be afraid
no i won’t be afraid
just as long as you stand,
Stand By Me
僕は恐れない
僕は恐れない
君が 「Stand by me」な限り

詩的な訳し方ができないのが残念なんですが、こんな曲です。この部分だけは好きで覚えてしまっています。中学校で英語の授業中この曲とビートルズのYestardayなんかを歌った覚えがあります。

この歌詞の「Stand By me」ですが、「私のそばにいて」というような意味です。これでも充分に意味も通りますし、映画の内容にもしっかりあっているようにも思えます。
しかし「stand」には「支持する」という意味があるようで、「私を支えて」という意味で捉えるとすこし感じ方が違うのではないでしょうか。
歌詞の中の「Stand by me」の直前に「私は恐れない」というような何か決意をしたような、立ち向かうような言葉が出てきます。これと合わせて考えるとそばに寄り添うような「そばにいて」というすこし弱々しいイメージとは別にもう少し力強い「私を支えて」という捉え方のほうが私は好きだったりします。
映画の方もこれを踏まえてみると見え方が少し変わってくる気がします。

作家ゴードンによる少年時代の物語

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[作家ゴードン・ラチャンスはある日、『弁護士クリストファー・チェンパーズ刺殺される』という新聞記事に目をとめ、少年だった頃をふと思い起こす。クリスは、ゴードンの少年の頃の親友だったのだ。](https://ja.wikipedia.org/wiki/スタンド・バイ・ミー “あらすじ”)

本作品は登場人物の”ゴーディ”の語りから始まります。小説家となったゴーディの少年時代の思い出物語です。
引用部分のクリストファー・チェンバーズとはもちろん物語上の主要人物。もう1人の主人公と言ってもいい人物だと思います。

スティーブン・キングについて

[amazonjs asin=”B00PXKX77A” locale=”JP” title=”【Amazon.co.jp先行販売】スタンド・バイ・ミー コレクターズエディション DVD”] スティーブン・キングといったらホラー小説が有名です。しかし、「スタンド・バイ・ミー」や「グリーンマイル」「ショーシャンクの空に」というような非ホラー映画も原作だったりします。
ホラーでいうと「ミザリー」なんかも有名で、映画でもあるので見ていただきたいです。ずっと昔にみたような気がしますが、とにかく狂気あふれる一作です。
[amazonjs asin=”B001G9EC94″ locale=”JP” title=”ミザリー(特別編) DVD”] 他にはもっと新しいものでは「アンダーザドーム」もスティーブンキングが原作です。
日常に侵入してきた『異質』なもの、異常なものを描く。こういった印象を私は持っています。
もちろんスタンド・バイ・ミーも同様です。

原題は「THE BODY」

直訳すると「死体」です。
[3日前から行方不明になっているブラワーという少年が、30キロ先の森の奥で、列車に跳ねられ死体のまま野ざらしになっていることを知る。バーンが、ゴーディたちに話すと、『死体を見つければ有名になる。英雄になれる』と言う動機から、死体探しの旅に4人で出かける。](https://ja.wikipedia.org/wiki/スタンド・バイ・ミー “あらすじ”)
平凡で地味な街の、普通の少年たちの間に『非日常』を匂わせる噂が舞い込んできます。ここまではホラーちっくなのですが、ここからは少年たちの好奇心・冒険・友情などの要素が絡み合ってきます。
秘密基地を作った経験のある方なんかには非常に共感できる部分も多いのではないでしょうか。隣町へ、線路の向こうへ、両親の言いつけに反することにはなるものの好奇心には勝てずドキドキしながら日常の境界線の外へ踏み出した経験のある方必見です。

ゴーディとクリスの対比

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主要な登場人物は4人。それぞれがそれぞれの家庭に何かしら問題や悩みがあり、冒険を共にすることでそれが浮き彫りになってきます。
特にゴーディとクリスは非常に対照的です。
ゴーディは裕福な家庭で育ったものの、優秀な兄が交通事故で亡くなり、両親には冷遇されている環境で生きています。
クリスは貧しい家庭で育ち、物語の唯一敵対することになる不良グループのリーダーを兄にもち、育った環境からくる周囲からの評価や自身の将来を悲観しています。
お互いがお互いを羨ましく思い、悩みや葛藤を打ち明け、冒険を共にすることで共感をしていくことになります。
テディやバーンという仲間たちも同じように何かしら問題を抱えているわけです。大人になってしまえば取るに足らないような内容もありますが、少年たちには切実です。

少年から大人へ

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冒険を通じて、少年だった彼らは一歩大人になる成長の物語でもあると私は感じています。物語のクライマックスである「死体」を発見するということは、非常にあっけなく達成してしまいます。ここまで至る過程「冒険」に意味があったと言えるのだと思います。その「冒険」を通じて少しだけ大人になった彼らは、一緒に「非日常」を共有した仲間なわけですが、ハイスクールに上がった後は非常にあっさりした関係になってしまうようです。この部分は物語が終わった後の語りで明らかにされるのですが、この部分が特にリアルに思えます。
一歩大人になるということで、些細なことやちっぽけなことに対して、昔より感情が揺さぶられなくなる。少年の時には重大な事件だった「死体」探しが、「どうでもいい」ようなことになってしまったのでしょうか。ただこの感覚は分かるところが多い方もいるのではないでしょうか。

STAND BY ME

少年の時に感じていた、それぞれの問題や悩みに対して、やはりそれぞれが立ち向かわないといけない時がくるわけです。結果クリスは立ち向かうことで自身の運命とも思えた境遇を脱することになります。ゴーディについても家庭という問題を抱えながら、現在はその過程に対して特別な感情を持っていることが作中でわかります。
こういったことからSTAND BY MEという歌については、「そばにいて」という弱々しいものよりも「私を支えて」というような少し前向きな意味が込められているのではないかと思います。映画のタイトルに関しても同様です。

子供にも見て欲しい冒険譚

お子さんがいらっしゃるようなら、是非見せてあげて欲しい映画です。大人になったという方にも是非見ていただきたい。この映画は見る年代によって視点が変わることによって、見え方がだいぶ違うものになっています。
もしも、まだ見たことのない方がこの記事を読んでくれたのであれば是非一度ご覧になってください。

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