革靴の手入れは月に1回でOK!ブランド靴を選ぶより手入れ用品を揃えることが重要な理由。

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選ぶときは結構頭を悩ませながら買ったものの、1年以内に履きつぶしている人も多いと思います。ほんのすこしの手間をかけることで、見た目にも経済的にも良い影響があります。すこしでもシューケアに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

そもそも靴の選び方がわからないという方はこちらも見てください。

革靴の選び方。6つの形を知っておけば大体OK!ビジネスシューズを初めて買う人向け。

2015.12.16

前提として毎日20秒の作業を

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月一の手入れでとは書きましたが、毎日原則として最低行いたい作業を記載します。

  • シューキーパーを使う
  • 軽いブラッシングを行う

以上二点です。これ本当に慣れというか癖の問題なだけで、負担になるようなレベルではありません。実はこれをやるだけでもだいぶ靴の持ちと見た目が違うんで是非やってみてほしいと思います。

シューキーパーで型を綺麗に保つ

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シューキーパーとかシューツリーとか呼ばれている靴の型崩れを防止する道具です。履いた後の靴にシューキーパーを入れておくことでシワを伸ばします。ものによっては消臭効果にも期待ができるものもあるので脱いだ後の足の臭いがきになる人も是非使ってほしいです。
具体的に、靴を1日履くとどうしても靴のアッパーにシワが入り、靴底も上向きに反った状態になってしまいます。そのまま放置することでシワも深くなり、靴の側面(特に小指の付け根)のあたりにひび割れができてしまいます。この縦にひび割れてしまったものはパテなどで埋めることもできますが、だいたいすぐ剥がれてしまうため、完全な修復が不可能です。
また、普通に履いている状態でも靴の先が反って、上を向いている状態になってしまい非常に不恰好です。

一足に1セット、必ず用意した方がいいアイテムです。

毎日のケアに馬毛ブラシ

[amazonjs asin=”B00W8K47Y0″ locale=”JP” title=”《ブラッシングで美しく》靴磨き 馬毛100%ブラシ”] 毎日シューキーパーを入れた後、ささっと埃を落とす程度ブラッシングすることも靴をきれいに保つには効果があります。ただ、タイミングについては靴をはく直前にでもいいと思います。
先述のシューキーパーを入れる理由に、このブラッシングでシワの埃も落としやすくなるという意味もあります。
これから出てきますが、月一度のシューケアをしている靴に関してはこの毎日すこしブラッシングするだけでもツヤが出てきます。毎日ツヤを出すまでクリームをつけて……なんてする必要はありません。毎日のケアに関しては本当にこれだけで十分です。
毎日のブラッシング用のブラシは大きさをわかりやすくいうと一般的なスマホ程度のものがいいと思います。扱いやすく埃などを落とすのにもちょうどいいと思います。

月一回のシューケア、必要な作業は4つだけ

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この記事を見ていただいている方はシューケアって何をしたらいいのかわからない。本当に効果があるのか。面倒臭い。という方がほとんどだと思います。
しかし、月一回のシューケアなんて一足に10分かかるかどうかの作業です。これで靴の持ちも見た目もかなり変わります。

  • よく絞った布で汚れを落とす
  • クリームを塗る
  • ブラッシングをする
  • 布で乾拭きする

以上です。非常に単純な作業を4つだけこなすだけです。これだけで、靴の寿命も延び、見た目もだいぶ綺麗な状態を保つことができます。今私が履いている靴に関しても3年ほど経っていますが、まだまだ現役です。
具体的な方法を書いていきたいと思います。

よく絞った布で汚れを落とす

[amazonjs asin=”B002A7NCS8″ locale=”JP” title=”エムモゥブレィ M.MOWBRAY ステインリムーバー300 3022 (マルチカラー)”] リムーバーという汚れ落としを使う方法もありますが、個人的には柔らかめのボロ布を濡らし固く絞ったもので全体をよく拭くことでも充分かと思います。
これからクリームなどを塗っていく作業に入るため、汚れを落とす意味と前に塗ったクリームを落とす意味があります。前に塗ったクリームの上にさらに厚塗りしてしまうと革にもよくありませんし、ひび割れの原因にもなってしまいます。
気になる方はリムーバーを使う方が無難かもしれません。
汚れを落とし、乾燥したら準備は完了です。

クリームを塗る

[amazonjs asin=”B002A7L8OS” locale=”JP” title=”エムモゥブレィ M.MOWBRAY デリケートクリーム 2026 (ニュートラル)”] [amazonjs asin=”B00KP81JU2″ locale=”JP” title=”ペネトレィトブラシ 2個セット”] いわゆるシュークリームと呼ばれているものを塗っていきます。各メーカーがいろいろなものを出していますが、私はモゥブレイのデリケートクリームを使っています。どの色の靴にも合わせられる透明のものもありますが、慣れてきたら各色用意しましょう。靴はどうしても色が抜けてきてしまう時がきますので、補色の意味合いも兼ねて各色揃えておいた方が安心です。
ペネトレイトブラシという小さなブラシを使って全体に薄く塗るイメージでクリームを広げていきます。靴底の横部分、コバと言われているとことにも忘れず塗りましょう。
汚れを落とした後はツヤがなくなっていたと思いますが、クリームを塗ることで徐々にツヤが復活してきます。
ここではシワの部分や凸凹になっている部分にもペネトレイトブラシで細かく塗りこむことを意識します。

ブラッシングをする

[amazonjs asin=”B004FLOKO2″ locale=”JP” title=”アールアンドデー R&D 7031 プロ・ホワイトブラシ (マルチカラー)”] ここでは硬めの毛を持つ豚毛ブラシを使用します。いつものブラッシングは柔らかい馬毛をお勧めしますが、ここはクリームを全体によく伸ばし、余計なクリームを取り払う意味があるため豚毛ブラシが用意できればそちらがいいでしょう。
全体をザッザッとブラッシングしていきます。この時点でだいぶツヤが出てきているはずです。

布で乾拭きする

最後の仕上げです。ウェスと言われる仕上げ用の布があれば一番いいですが、ないようであれば着古したTシャツなどでも代用可能です。細かく動かしながらツヤを出すことを意識しながら拭いていってください。
余計なクリームを取り除くとともにかなりツヤが出てくるはずです。靴のアッパーと靴底の間の溝も拭くことを忘れずにお願いします。あまり力を入れすぎずツヤを出すというイメージが大切です。

毎月やることでツヤの出方が変わる

上記の作業も始めは段取りがつかめず時間がかかる部分もあるかと思います。しかし、毎月のルーティーンで行うことで効率も良くなり、そしてツヤの出方も良くなってきます。履きつぶしていた頃に比べて、乾いていた革が保湿されて買った当初に近い発色に戻っているはずです。複数足あるようであればいっぺんにやってしまいましょう、そんなに時間も変わらないはずです。

まとめ

できれば一足を毎日履くのではなく、複数足を日替わりで履いた方が良いというのはどこの情報サイトを見ても同じ意見です。確かにその通りで靴の寿命も圧倒的に違うのですが、そんなに持ってないよ、っていう人はまず上記の作業を行ってみてください。特にシューキーパーを持っているかどうかでだいぶ違うはずです。
靴を長く履くということは経済的に影響が大きいと思います。他にも靴が足に合ってくるため歩いている時の疲れ方が段違いです。ほんのすこし手間を加えるだけで、毎日が格段に変わるはずです。騙されたと思ってまず一足試してほしいと思います。

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