普段の生活でも仕事の中でも、どうしてそんなことを心配するのだろう、と感じるほど心配性な人がいます。
正直、当事者としてではなく見たり聞いたりしていると「そんなに気にする話じゃないと思うよ」とか「それでどこが気になっているの」と思ってしまうことがあります。
ただやはり当事者になったりだとかすると、意外とこの良くない「気にしいスパイラル」に陥ってしまうこともあります。
これって本当に他人からすればどうでもいいようなことなのに、急に気持ちがいたたまれなくなって落ち込んだり、大きくため息をついてしまいます。
本当にどうしたらいいんでしょうね。
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気にしいな性格 事例

やっぱり自分自身もどちらかといえば気にしいな性格だと思います。
周りにも気にしいな人がいるのですが、集まってくるんでしょうか。
事例を書いてみたいと思います。
①タバコを捨てて火事に
目の前を歩いていた人がタバコをポイ捨てした。
それが許せなかった自分はそのタバコを拾い、もみ消してからゴミ箱に捨てた。
その後、自宅に帰った後、急に不安になり「もしかしたらあのタバコ、ちゃんと消せていなかったんじゃないか。」「そしたらあのゴミ箱から火が出て火事になってしまう。」
②いつもと雰囲気が違う、私何かしただろうか
仕事の終わりに「お疲れ様です。」という挨拶をしてくれる。
いつもは目を合わせて言ってくれるのに、今日は挨拶もそこそこにスーッと足早に帰ってしまった。
今日何か気分を損ねるようなことをしただろうか。
そんな話を聞いたことがあります。
正直その時も今も「そんなことないから安心して」としか思いません。
他にも私自身、人に何かを言った時に少し強めに言いすぎたかなとか思ったりします。
また、あまり表情を出さないことが多いので、変なふうに捉えられたかななんて、後で考えることもあります。
それとこれは少し違うかもしれませんが、「あれ?鍵かけたっけな」なんていうのは結構あります。いつもちゃんとかかっているんですけどね。
でもそんな気持ちになってしまうのは確かです。
その時はどんな考え方をすればいいのでしょう。
いたたまれないほど気になってしまった時は
いたたまれない気持ちを抑えるための考え方について提案します。
①人は人に対して無関心
もしあなたが誰か「相手に」「何かをして」それが必要以上に大きく捉えられてしまったのではないか、と思ったとしましょう。
相手は気にしていないことがほとんどです。
まず、あなたの言葉や行動はそこまで相手に影響を与えない、と考えるのはどうでしょうか。
②「いつもと雰囲気が違う」それは相手も人だから
いつも通り会話をしようとしても、なんだか話を早く切り上げようとしてくる。そんな日があったとしましょう。
ただそれはその日たまたま、その相手に予定が入っていたのかもしれません。疲れていたのかもしれません。
自分に何か思いつく不備がないのなら、その日は相手の都合が悪いだけ。
相手だって人です。いつも同じように元気で優しくてハツラツとしていて、そんなのは無理です。期待をするのは酷というものです。
③ごくわずかな可能性は大体無視して大丈夫
例えば、自分が良かれと思って起こした行動が、回り回ってすごい事件になるのではないか、そんな思いになってしまったとします。
大体大丈夫です。
車の運転だとかの小さな慢心が大きな事故につながる、とかそう言った話とは中身が違います。
良かれと思って事件や事故を避けるためにしたことは、良からぬことにならないようにという心のブレーキが効いています。
その上でした行動なら、大体大丈夫。私はそう感じています。
ごくわずかな可能性だけ考えて、良からぬイメージばかり膨らませてしまうことは非常に残念です。
気にしいな人はとりあえずお腹いっぱい食べると落ち着くよ
個人的な経験ですが、空腹時には必要以上に不安感に苛まれます。
セロトニンとか血糖値が関係しているのでしょうか。
不思議とお腹いっぱい、もしくはいっぱいにならなくても何か食べると気持ちが落ち着きます。
少し思い返してみてほしいのですが、本当に忙しくて昼食を食べる時間がなかった、もしくは夕方のちょうどお腹が減ってきた頃にそんな気持ちになりませんか?
ちょっと立ち止まって何か温かいものでも食べてみてください。
冷静に考えられるようになるかもしれません。
気にしいな人はどちらかというと、優しい考えを持った人に多いように感じます。
もしそのような人たちが読んでくれて、気が少しでも晴れてくれると嬉しいです。
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