関東に住んでいると、よく年末年始にCMがやっている成田山新勝寺。
名前は知っていたもののどんなところかはよく知りませんでした。
ただ、うなぎが有名ということと一度は行ってみようかなと思いで観光してきました。
古い街並みの残る山道が思いの外ステキなところでした。
成田山新勝寺はうなぎが有名

成田山に行く前になんとなく調べてみると、美味しいうなぎのお店があることでも有名な場所なのだと知りました。
江戸時代だとかに、遠くからはるばるお参りに来る人たちに精のつく食べ物を、ということでうなぎのお店が多くなったとか。
成田駅はいたって普通の駅
隣駅はアウトレットモールもある酒々井駅、反対側はふりがなをふってもらえないと読めなかった下総松崎・久住(しもうさまんざき・くずみ)駅です。
なかなか行かない地域の地名って新鮮で面白いですね。



駅長犬というマスコットキャラクターが良い感じで力が抜けていて良い感じです。
ホームの感じや、駅の外の感じなんかは至って普通でした。


駅を降りたロータリー内に表参道と書かれた石碑が立っています。表参道の入り口はすぐそこです。
表参道を真っ直ぐ歩いていくと、所々に古い建物が残っており、良い雰囲気でした。


セブンイレブンも看板は茶系の色で落ち着いたカラーリングになっていました。
古民家などが点在していて古くから栄えていたことが見え隠れするのですが、この時点では古い街並みも少なく、活気のある感じも少なく半端な印象でした。

立派な造り酒屋さんもありました。少し脇道に逸れてみようかと思い、この酒屋さん横の路地に入ってみました。

幼稚園や普通の住宅などが並んでいましたが、少し進むと視界が開けました。
成田山という名前からやはり小高いところに位置しているようで、高低差のある風景がとても綺麗でした。
少し脇道に逸れましたが、そのまま進んでいくと先ほどの表参道と合流しましたので、そのまま真っ直ぐ進みます。



途中あるところから下り坂になるところがあるのですが、そこから一気に古い建物が並ぶ街並みに変化していきます。
今まで点々としかなかったこういった建物が密集していていきなりタイムスリップしてしまったかのような印象です。


しばらくそのまま進むとようやく新勝寺が見えてきます。

うなぎなら「川豊」がおすすめ
街並みをメインに書いてきましたが、途中うなぎ屋さんさ密集しているエリアがあります。
事前に調べていけば有名なところなどは抑えることができると思いますが、今回は「川豊」さんへ行ってきました。
決め手は食券制ということと、待ち時間を考えなくていいということです。
どういうことかというと、事前に「川豊」さんの店頭で食券をもらえば、HP上で今何番目の人が呼ばれているのかリアルタイムで確認ができます。
ですのでその間は観光をしていても全く問題がないのです。

「川豊」さんで食券をもらってから、新勝寺の方まで来て境内を見学してきました。
5月だったのですが、この時期でも参拝者は多く、賑わっている印象でした。

緑が多く、境内の中は涼しかったです。
橋の上からは池の中の亀や魚がよく見え、足を止めて見入っている人も多かったです。

きらびやかで荘厳な建築物ばかりでした。年末年始なんかは参拝客で溢れかえっているのでしょう。
この時期に来ることができ、観光ができてよかったです。
一通り新勝寺境内を散策したら、事前に伝えられていた想定待ち時間にあと少しというくらいになっていました。
HP上でも確認してみましたが、そろそろ戻っても良さそうなので、境内をあとにし「川豊」さんへ向かいます。

先ほどの古い建物が立ち並ぶ一角にあります「川豊」さん。一体築何年なのでしょうか。

待ち時間を過ぎ、店内に案内されましたが、そこでも少し待機時間があります。すごい人気です。やはり成田山に来たらうなぎが定番なのでしょうか。

うな重と肝吸いを頼みました。座敷に通されたのですが、本当にすごいお客さんの数でした。
しかもそれが入れ替わりたちかわり。
店頭ではうなぎをさばいている店員さんもいるのですが、その方達は一体1日何匹のうなぎをさばくのでしょうか。
うな重自体は身も柔らかく、誰も濃すぎたり薄かったりせず丁度良い味でした。
こうやって新勝寺に参拝に来て、うなぎを食べて帰路につくというのが、昔から繰り返されていると思うと本当に不思議な気持ちになります。
まとめ
成田山新勝寺への参拝はこれが初めてで、うなぎやさんも「川豊」さんにしか行ったことはないですが、観光もうなぎも満喫したいのであれば「川豊」さんをお勧めします。
歴史あるうなぎ屋さんというのももちろんですが、HP上でリアルタイムでお客さんの状況を知らせてくれる為、その間思いっきり観光をすることができます。
是非、これからどこに行こうか迷っている人はHPを覗いてみてください。
コメントを残す