「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんですが、他にも魅力的な漫画をたくさん書いてらっしゃいます。
「悪魔くん」なんかもアニメでやっていたので覚えてらっしゃる方も多いかと思います。今回は私にとって非常に印象に強い「のんのんばぁとオレ」を紹介したいと思います。
水木しげるの少年時代
20年前くらいかと思いますが、NHKかNHK教育テレビでドラマをやっていたのを見たことがきっかけです。
水木しげるさんの少年時代を「のんのんばぁ」という水木家にお手伝いに来ていたおばあさんと、コミカルな妖怪達が彩ります。
「のんのんばあ」とは、少年時代の水木しげる(本名・武良茂)の家にお手伝いに来ていた「景山ふさ」という老婆のこと。
境港では神仏に仕える人を「のんのんさん」と呼び、ふさは拝み屋の妻だったため「のんのんばあ」と呼ばれた。のんのんばあはしげる少年にお化けや妖怪の世界を語って聞かせ、後年の妖怪漫画家・妖怪研究家への素地を作ったとも言える人物である。
のんのんばあは1933年(昭和8年)に肺結核で死去した。
ゲゲゲの女房のある意味補完的な話
「ゲゲゲの女房」は水木しげるさんの奥さんの少女時代から結婚、その後を描いています。本作が水木しげるさんの少年時代を描いています。
ですので両者が結婚をする前の話、水木しげるさんの少年時代を補完する形になります。
あの独特な雰囲気とノスタルジックな話が好きな人は必読
本作は全1巻で販売されており、あまり気負わずに読むことができるかと思います。
「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」のようなコミカルな妖怪の雰囲気が好きな人にももちろんオススメです。
また、昔の情緒なんて雰囲気の作品が好きな人も読んでいただいて損はないかと思います。
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