タイムリープもので迫力のある戦闘描写が引き込まれます。
タイムリープの孤独感
タイムリープ
- 「タイムトラベル」と同義。直訳すると「時間跳躍」となる。
- 高畑京一郎の小説。タイム・リープ あしたはきのう。
- 及び、シングル発売された映画版の主題歌。タイムリープ (緒方恵美)。
- フロントウイングの3Dアダルトゲーム。タイムリープ (ゲーム)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/タイムリープ
「時をかける少女」「Back to the Future」「バタフライエフェクト」「シュタインズゲート」映画や漫画でも結構使われる設定です。
特に筒井康隆さん原作の時をかける少女は何度も映像化もされていますので、結構知っている方も多いかと思います。私は原田知世さん主演の映画が一番おすすめです。
どの作品にしてもこのタイムリープものに共通しているのが、タイムリープをできるようになってしまった主人公が未来をほんのすこし良いものに変えたいために奔走するという内容なのですが、何か一つを良い方向に持って行こうとすると、何かもう一つが悪い結果に導かれてしまう。そんな未来をやはり修正したいために再度過去へ戻って問題を解決に向かうという繰り返し、結果迎える未来は様々です。
圧倒的画力と戦闘描写
『DEATH NOTE』『バクマン。』でも有名な小畑健さんの作画です。全編通して繰り返される戦闘シーンは非常に引き込まれます。また今回のオススメ漫画『All You Need Is Kill』には印象的な「ギタイ」と呼ばれる敵が出てくるのですが、この「ギタイ」のクリーチャー感というか不気味さが非常に不気味に描かれています。
リープ、リープ、リープ
画力もさることながら、物語においても非常にスピード感があり展開も早く、それでいて主人公の成長が見て取れる飽きさせないストーリーになっています。見たことのあるタイムリープものではリープ回数最多なのではないでしょうか。もちろん全ての本作で全てのタイムリープした場面が詳細に描かれているわけではないのですが、ものすごい回数をタイムリープしています。「時をかける少女」「バタフライエフェクト」がタイムリープしたいと思う要因が強くなると発動し、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がデロリアンといういわゆるタイムマシンに乗ってタイムリープするのに対し、この「All You Need Is Kill」では主人公の「死」がタイムリープにも関わってきます。
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Edge of Tomorrow
記憶に新しいかと思いますが、「All You Need Kill」はトムクルーズ主演で映画化がなされています。”Edge of Tomorrow” 明日の境目という意味でしょうか、映画化された時はタイトルが変更されています。本作では主人公が上記の通り、タイムリープをし続け同じ日を繰り返し、その時間のループを抜け出すことを目的としています。
最後の最後までスピード感と迫力あるシーンの多い本作、タイムリープものが好きな方はきっと満足してもらえる作品かと思います。全体的に重めな雰囲気が漂っていますが、2巻完結となっており、きっと勢いで読みきってしまう魅力のある内容になっています。オススメです。
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