一年経つのが早いなぁなんていつも言っているような、聞いているようなセリフですが、桜が咲く頃になるとやはりそう感じます。年末年始なんかも感じますがね。
人生が24時間だとしたらという例え話ってご存知の方も多いと思いますが、改めて調べてみたので思ったことなんかを書きたいと思います。
あと何となく「人生が1時間だとしたら」って調べたらとても素敵なものを発見したのでご紹介します。
人生を24時間に例えた話
これってどこが元ネタなんでしたっけ。忘れてしまいました。
2ch界隈で話題になっていた記憶はあるのですが、2ちゃんねらの創作なのでしょうか。だとしたら何というか驚きです。
この人生を24時間に例えた話って不思議と頭の中に残っているんですよね。活力が湧くというか、ポジティブに切り替えたいときにふわっと思い出します。
人の一生を時計一周24時間に例えたお話がある。君達は夜中の0時に正にこの世に生まれた。この世に生を受けた。
人の寿命を70歳くらいと考えたら、3年を一時間として、朝6時、もしくは7時。君達はいまやっと朝を迎えたくらいでしかない。大学をでて、社会にはいってちょっと経ってもまだまだ朝9時でしかないんだ。社会ではまだまだ青くて到底使える人材でもない。
楽しみに満ちながら君たちの成長をみてきた君たちのお父さんやお母さんは君たちが自分の時計で朝の2時や3時の頃、もう既に昼の2時や3時になっていたんだ。
今はどうだろう。もう夕方5時、いや6時を過ぎているかもしれない。今から彼らはやり直しがきくだろうか。あと6時間も無いのだ。人生は6時間も無いのだ。日は沈んでしまったのだ。
では君達はどうだろう。みんなまだまだ朝6時や7時じゃないか。やり直しなんていくらでもきく。何回やり直したって朝8時くらいでしかないじゃないか。一番悲しいことは、ここで自分の時計を無理やり止めてしまうことなんだ。
親は望んでいるんだろうか?友人は望んでいるんだろうか?君たちの輝かしい未来を、本当に今から始まる君たちの未来を、止めてしまうことを望んでいるんだろうか?
どうか一番悲しい選択だけはしないで。君たちへの最後の言葉です。頑張っておいで。
こんな例え話。
多分、大学生くらいの挫折をしかけている人に向けたメッセージなんだろうけど個人的にはかなり納得させられてしまう文章だと思います。どうでしょう。
でも実際に今6時や7時を生きていて挫折しかけている当人たちにとったら、「そんな悠長なこと言ってられない、大切なのは今なんだ。今まさに失敗して挫折してどうしようもない気分なんだ。」ってとこなんでしょうけど。
多分大なり小なりあるでしょうし、確かに人より一歩遅れたかもしれませんが6時7時の悩みなんて7時半までに巻き返せばいいし、多分どうにかできると一言だけ書いておきたい。
で、本題の人生が24時間だったらの例え話についてですが、個人的にはかなり好きなんですよ。ポジティブになれる気がして。たまに見返してしまいます。
だからこのブログのこの記事に偶然たどり着いて、これ初めて見たって人もしよかったら自分の人生が今何時なのかとか思いを馳せてみてください。今が良い状況でも悪い状況でも。
人生が1時間だとしたら
何となく人生が24時間じゃなくて、もっと短い1時間だとしたらと考えて調べてみたらとても素敵なものを見つけました。
合唱曲なのかな、詩です。「人生が1時間だとしたら」
高階杞一(本名:中井和成)さんという方が詩集「春’ing」の中で書いたものらしいのですが、引用します。
人生が1時間だとしたら
春は15分
その間に、正しい箸の持ち方と自転車の乗り方を覚え
世界中の町の名前と河の名前を覚え
さらに、たくさんの規律や言葉やお別れの仕方を覚え
それから、覚えたての自転車に乗って
どこか遠くの街で
恋をして振られて泣くんだ
人生が1時間だとしたら
残りの45分
きっとその春のたのしかった思い出だけで生きられる
という内容です。
結構グッと来ませんか?
初めの「春は15分」って成人するまでか思春期くらいまでのことを挿しているんでしょう。その間たくさんのことを覚えて経験して恋をして振られて泣く。
残りの45分、夏や秋や冬は細かい情景などは一切なし。
春の15分の楽しかった思い出だけで生きていける。
何だかとても前向きのようにも感じますが、夏以降は春の思い出だけで生きるという後ろ向きなようにも捉えることもできます。
これって学生時代や若い頃にはたくさんのこと経験して、いい思い出作っておけよっていうメッセージなんですかね。
じゃぁ春の思い出ないまま夏に入ってしまったけど、どうすんのよ。って意見もありそうですが、夏は夏でたくさん覚えないといけないこともありますし、経験することもありますからね。そこでいい思い出作ればいいですよね。
何だか非常に情景的というか不思議な気持ちにさせてくれる詩です。
とりとめもない話になってしまいましたが、そんな話。
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