初めて賃貸物件を探すとき、何からやったらいいんだろう、不動産会社ってどんなところなんだろうという疑問があるかと思います。
今は不動産探しもポータルサイトや不動産会社のHPから簡単に探せるようになりました。
不動産会社についても事前にある程度知ることができます。訪問するのも一社行くことになりますが、賃貸物件と不動産会社をよく調べ、入居の時に後悔のないようにしたいです。
Contents
不動産ポータルサイトをまず見てみよう
1月から3月までの繁忙期と言われる間、多くの不動産ポータルサイトがCMを放送しています。
こういったポータルサイトは実際は不動産を保有しているわけでも、オーナーから物件を預かっているわけでもありません。
全国の不動産会社から不動産情報を自社のサイトに掲載をしてもらい、掲載費用として不動産会社から広告予算をもらっています。
不動産会社からしても店頭掲示や自社HPでの広告よりも、露出の機会が増えるわけですから利害が一致しているわけです。
不動産情報を一番初めに確認するのであればポータルサイトを使い、エリアの相場やその街の情報を把握するようにしましょう。
主に確認するのは3点
探す人の事情もあるかと思うので、私が探す場合はという前提ですが、
1. 賃料と契約時の諸費用
2. 駅徒歩分数
3. 設備
この3点でバランスを見ながら決めました。
賃料と契約時の諸費用
まず賃料と契約時の諸費用ですが、賃料については予算がありますので絶対です。
どのサイトでも予め上限賃料を設定して探すことができるのであくまでも予算を大幅に超えることのない物件を選ぶようにしましょう。
この時、管理費込みで探すことがポイントです。
月々支払うことになる費用は賃料の他に「管理費」「共益費」と呼ばれるものがあります。
こちらも含めた金額で予算を超えないようにするようにしましょう。
契約時の諸費用
一般的に賃料の5倍かかります。内訳が、
– 日割り家賃
– 前家賃一ヶ月分
– 敷金(賃料一ヶ月分)
– 礼金(賃料一ヶ月分)
– 仲介手数料(賃料一ヶ月分)
その他にその物件の管理をしている不動産会社が設定している細々とした費用がかかる場合があります。
駅徒歩分数
電車をメインの移動手段とするようならば、駅徒歩分数は無視できない問題です。
雨の日も風の日も駅に行かないといけないとなると比較的重要度は高いのではないでしょうか。
少し離れたら他の条件をすべて叶える物件があったという場合は妥協しても良い点かもしれません。
設備
好みの問題にはなりますが、設備は物件によってかなり差が出る部分です。
築年によったりオーナーの性格が出たりします。ただそれでも気にしてみた方が良いところはやはり水まわりだと思います。
古い物件が一概にそうだとは言えませんが、性能の差が大きく出る部分です。
賃貸物件のオーナーは築年が経ってくると、設備を一新するリフォームを行うこともあります。
しかし水まわりのリフォームは費用が特にかかり、費用対効果を考えてものはそのままで、クリーニングをするということが多いです。
必ず水まわりは確認するようにしましょう。
問い合わせ(内見のスケジュール確定)
気に入った物件が見つかった場合は不動産会社へ問い合わせを行いましょう。目的は内見のスケジュール確定です。
いくらネット上で詳細まで確認できたと言っても実際に見ないことには始まりません。
ネットの情報が間違っているケースもあります。
問い合わせは直接電話するか、サイトの問い合わせフォームからメールをする方法があります。
気になる物件の数にもよりますが、一社だけでも問題ありません。むしろ多くても三社程度にとどめた方がいいと思います。
不動産会社を何件も訪問するのは効率的とは言えません。
一社だけでもいい理由
不動産会社は物件情報を共有しています。それに基本的にはどの会社も全ての物件を紹介することが可能です。
ただその不動産を管理している会社が紹介できないと断るケースもあります。
このケースはすでにお客さんを管理会社が見つけた場合や、どうしても自社にてお客さんを探し出したい場合です(自社にて探し出すことで不動産会社の得られる報酬が大きくなるからです。)
あまりないと思いますが、不動産のオーナーがその不動産会社と付き合いたくないといったケースもあるかもしれません。
まとめ
基本的に、今の不動産会社は昔のような不透明な怖い雰囲気のあるようなものではありません。
カフェのような雰囲気を打ち出しているところもあります。ホームページを持っているところも多くあります。
事前に雰囲気などを確かめて問い合わせを行うようにしましょう。
引っ越しするまでの全体的な流れ
物件の内見から申し込みまで
賃貸契約から入居日まで
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